BlackBerryというとQWERTYキーボード付きのモバイル端末が有名だが、今回同社が開催した説明会のテーマは、“法人向けのソフトウェア”だ。
「セキュアな通信、ユーザービリティ、生産性にフォーカスしたモビリティソリューションを提供する」。これからそのようなソフトウェアベンダーを目指すと、BlackBerry北アジア担当バイス・プレジデントのテッド・テューダー氏は述べる。
BlackBerryは過去2年間で、多くのソフトウェア企業を買収した。説明会でテューダー氏が紹介したのは、独Secusmart、英Movirtu、イスラエルのWatchDox、米AtHoc、米GoodTechnologyの5社だ。
BlackBerryは過去2年間で多くのソフトウェア企業を買収 |
これらの企業のテクノロジーを活用し、マルチな環境に対応するセキュアなモバイルプラットフォームを提供するという。iOS/Android/QNXなどのマルチOS、COPE(Corporate Owned Personally Enabled:個人利用可能な企業所有のモバイル端末)/BYOD(Bring Your Own Device:業務利用する個人所有のモバイル端末)/COBO(Corporate-Owned Business Only:個人利用してはならない企業所有のモバイル端末)/M2M(マシンツーマシン端末)といった利用形態など、幅広くサポートする。
BlackBerryのプラットフォーム |