タカコムは2016年7月4日、音声応答装置の新シリーズ「サービスホン TS-500」の発売を開始した。終業や休日の案内など、業務時間外の電話応答を自動化する。
TS-500は高音質な「音声合成機能」を標準搭載しており、PCで音声メッセージを作成可能。アナウンサーの手配をはじめとするメッセージ作成業務の負荷を軽減につながる。
フラッシュメモリー録再方式を採用しているため、停電によりメッセージが消えることはない。各種案内メッセージは、内蔵のフラッシュメモリーに録音時間360分(全チャネル合計)、最大100種類を録音できる。
メッセージの登録や切り替えは、PCからの操作で行える。着信件数などはPCを利用して着信応答データとして収集し、Excelファイルで確認可能。
収容回線数は4回線単位で、最大32回線。収容回線を最大10グループに分け、グループごとに異なったメッセージ案内を同時に流すことができる。そのため、1台で10台設置と同等の働きになるという。
価格は初回実装されている4回線が43万円(税抜、以下同)で、4回線追加ごとに5万円。別途工事費がかかる。
サービスホン TS-500 |
音声合成機能の利用イメージ |