NTTPCコミュニケーションズは2016年5月30日、これから光コラボレーション事業やMVNO事業に新規参入する事業者向けに、顧客管理機能、オーダー管理機能、料金管理機能などのクラウドサービス「業務支援プラットフォームサービス」の提供を開始する。サービス利用料は個別見積り。
光コラボ/MVNO事業への新規参入においては、エンドユーザとの複雑な契約管理、毎月の従量課金・請求への対応、通信キャリアとの回線工事調整といった業務プロセスが新たに必要になる。そうした新しい業務プロセスに対応するには、システムを開発したりサポート体制を整備したりするなど、多大なコストがかかってしまう。
そこで、一連の業務プロセスで求められる機能をクラウドサービスでワンストップ提供しようというのが、NTTPCの業務支援プラットフォームサービスだ。同サービスの大きな特徴は、光コラボとMVNOの両方に対応すること。また、クラウドサービスのため、コストを抑えたスモールスタートや柔軟なスケールアップが可能だ。
このサービスには、エンドユーザ単位で顧客情報や契約情報を管理する「顧客管理機能」のほか、通信キャリアへのオーダー進捗状況を把握したり、エンドユーザ向けの開通報告書を自動生成できる「オーダー管理機能」、エンドユーザ単位の課金データを従量課金含めて計算する「料金管理機能」などがある。また、管理者向けWebUIに加え、エンドユーザ自身が自分の請求情報などを確認できるエンドユーザ向けWebUIも提供される。
業務支援プラットフォームの提供イメージ |