KDDIは2016年4月25日、これまで提供している「KDDI M2Mクラウドサービス」を拡充し、新たにStandardプランの提供を開始すると発表した。
KDDI M2Mクラウドサービスとは、センサデータの収集・蓄積からデータのレポート表示までをワンストップで提供するクラウドサービスで、温度、湿度、位置情報などのデータ収集・管理ができる。今回追加となったStandardプランでは、エコモットと協業することで2000種類以上のセンサや監視カメラに対応するとともに、柔軟に表示画面をカスタマイズできるようになった。
設定済みの機器を送付し、到着後すぐに利用できるパッケージ商品も用意しており、パートナー企業が提供する。具体的には、高画質なネットワークカメラを使用した「監視カメラパッケージ」、セキュリティに強いセンサを使用した「セキュリティパッケージ」、事務所、倉庫、農法などの様々な場所で利用できる「温湿度パッケージ」はエコモットが、車両の運行管理などが可能な「位置情報パッケージ」はTDモバイルが提供する。KDDIは今後、パッケージ商品の種類を拡充する予定だという。
なお、これまでの「KDDI M2Mクラウドサービス」は、Entryプランとして引き続き提供する。