日立情報通信エンジニアリングは4月21日、IoT/M2M情報収集ソリューションの機能を拡張した「スマートIoTサービス」の提供を開始した。
これまで同社は、IoT/M2M情報収集ソリューションの「温度監視サービス」などにおいて、リアルタイムなデータ収集と見える化、24時間監視による異常検知・警報通知を提供してきた。今回発表したスマートIoTサービスではそれらの機能に加え、新たにモバイル回線によるデータ収集が可能になるという。
他にも、監視可能な対象を温度だけでなく、電力、湿度、CO2濃度などの環境データの他、産業用機器から収集される稼働データまで拡張。エネルギーマネージメントや空調機器の監視・制御、産業用設備の予兆監視など、幅広い用途の自動監視に対応する。
同サービスの利用料は、メールによる警報通知、Webブラウザでの見える化、レポーティング、問い合わせ窓口サービスなどを含む標準サービスが1通知先あたり月額4000円、各種センサーからのデータ収集と蓄積が1つの測定ポイントあたり月額400円。電話やFAXによる警報通知やモバイル通信サービスのオプション費用は、初期導入費用などは別途必要になる。