ユニアデックスは、ネットワーク機器の構成情報を一元管理し、障害復旧を円滑に行う保守サービス「サポートサービスプラス」を4月15日から提供開始すると発表した。
ネットワーク機器の構成情報とは、機器構成データ、システム構成図、パラメーターシートなどのこと。これらの構成情報は障害復旧のために不可欠な要素であり、常に最新情報に維持管理することが重要になる。
これまでユニアデックスは、顧客の要望に応じて、個別サービスとして構成情報を保管してきた。しかし今回新たに提供するサポートサービスプラスでは、同社が保守を行う全てのネットワーク機器において、標準的な保守サービスの1つとして構成情報を管理するという。
サポートサービスプラスでは、構成情報の保管、更新、世代管理、廃棄まで、一連の流れを管理する。保守サービスの提供時間帯は10種類から選択できる。専任体制で構成情報保管、構成情報更新受付、取り出しなどの対応を行い、構成情報は堅牢なデータセンターにある専用保管システムに暗号化して保管する。
障害時には最新の構成情報による復旧を実施する。復旧の際に必要となる構成情報はユニアデックスが管理するため、顧客は復旧用の構成情報を準備したりする手間から解放される。
「サポートサービスプラス」概要図 |