日本ヒューレット・パッカードは2016年2月26日、神戸情報大学院大学がHPE Arubaの無線LANソリューションを導入したと発表した。
キャンパス内の8フロアにHPE ArubaのIEEE802.11ac対応アクセスポイントを2台ずつ設置。屋内全域で無線LANが利用できる環境を整え、すでにトラフィックの9割が無線経由になっているという。また、SSIDについては、教職員や事務用、研究室用、学生のプライベート用、ゲスト用などに細分化して運用している。
「高密度環境における性能が高く、無線コントローラも必要としないHPE ArubaのIAP(コントローラ内蔵AP)をはじめとした無線LANソリューションにより、今後10年をも見据えた高度な教育・研究環境を整備することができた。今後は、Captive PortalによるWeb認証が行えるような環境をはじめ、ファイアウォールや各種スイッチとの連携を図るなど、様々なセキュリティーソリューションとのインテグレーションを進めていきたい」と同大学院大学 情報技術研究科 情報システム専攻講師で工学博士の横山輝明氏はコメントしている。