ネオジャパンは2015年12月3日、オンプレミス型のビジネスチャット「ChatLuck」の提供を開始した。グループウェア「desknet’s NEO」で培ったウハウを生かし、単なるコミュニケーションツールにとどまらない、企業のさらなる生産性向上のためのツールとして開発したという。
具体的には、テキストや画像によるリアルタイムチャットに加えて、ファイル共有、タスク・スケジュール管理、アンケートの収集・集計などの機能を搭載。また、メンバーの在席状況(プレゼンス)確認や、音声・ビデオ通話、PC画面共有の機能も備える。
管理・セキュリティ機能に関しては、社内外ユーザーのアクセス権限管理、パスワードポリシーの適用、ファイルのダウンロード制限、ログのエクスポート、削除データの保全などに対応。desknet’s NEOユーザーには、シングルサインオンなどの連携機能も提供する。
ChatLuckのグループチャット画面 |
対応デバイスについては、iPhone、Androidスマートフォン向けには専用アプリを提供する。PCやタブレットではWebブラウザから利用するかたちで、Internet Explorer、Firefox、Google Chrome、Safariに加え、Microsoft Edgeにも対応しているという。
ライセンスは、ユーザー数に応じた「ユーザーライセンス」と最大10ルームまで作れる「ルームライセンス」の2種類を用意。前者は36万円(100ユーザー~)、後者は15万円で導入できる。
なお、ChatLuckはオンプレミス型だが、ネオジャパンからChatLuckのOEM提供を受けたソフトバンクがプライベートクラウド型のビジネスチャットサービス「PrimeChat」を提供している。