IHIは、クラウド型PBXをグループの主要拠点に導入する。NTTコミュニケーションズが2015年7月23日に発表した。従来利用してきたオンプレミス型PBXと比較し、約30%の費用削減が可能と算定しているという。
IHIが採用するのは、NTTコミュニケーションズのクラウド型コミュニケーションサービス「Arcstar UCaaS」だ。一部の海外拠点などへの導入結果が良好だったことから、今年5月に愛知事業所でも利用を開始。さらに7月からは、グループ会社の一部にも展開するなど、本格運用を開始している。
また、モバイル端末を内線として利用できるNTTドコモの「オフィスリンク」とも連携。外線・内線の両方に発信できるモバイル端末を活用することで「1人1番号制」を実現し、代表電話からの取り次ぎ不要の効率的なコミュニケーションを目指している。