NTT西が「ココロの視える化サービス」、お化け屋敷のビビり度診断に採用

NTT西日本、NTTスマートコネクト、愛知県公立大学法人は2015年7月9日、共同で検討を進めてきたICTとバイタルデータを活用したココロの状態推定サービスの提供を開始した。NTTスマートコネクトから「ココロの視える化サービス」というサービス名で提供する。

これは、脈拍や心電などのバイタルデータをセンシングしてクラウドに収集。独自の解析アルゴリズムにより分析し、感動・興奮・緊張・驚き・喜びなどのココロの状態を可視化するというサービスである。7月10日から開催される「梅田お化け屋敷2015 呪い指輪の家」での採用がすでに決まっている。

梅田お化け屋敷2015の概要だが、入口で渡された指輪ケースを持って、お化け屋敷を体験。出口で指輪ケースを返却後、受付時に渡されたレシートに記載されたURLまたはQRコードにアクセスすると、スマートフォンなどで「ビビり度診断結果」を閲覧できるというものである。

指輪ケースには、NTTグループが開発した面型脈波センシング技術を活用したセンサーが組み込まれており、お化け屋敷を体験中のバイタルデータを取得する。面型脈波センシング技術は、計測領域を面に展開することで、手に持つモノに違和感なくセンサーを組み込める点が大きな特徴だという。

「ココロの視える化サービス」の概要
「ココロの視える化サービス」の概要

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