日本アバイアは2015年4月2日、クラウドサービス事業者向けのソリューション「Avaya Collaboration Pod」の新モデルを国内で提供すると発表した。同ソリューションを活用することでクラウドサービス事業者は、クラウド型のユニファイドコミュニケーション（UC）サービスおよびコンタクトセンターサービスを提供できる。
EMCとVMwareのソリューションをベースにしたAvaya Collaboration Podは、仮想アプリケーション、コンピューティング、ストレージ、ネットワーキングとすべての管理およびプロビジョニング機能が、単一のオーケストレーションシステムに統合されている。さらに、アバイアがすべてのコンポーネントに対する統合サポートを提供することで、従来数カ月かかっていた仮想リアルタイムアプリケーションの導入期間を、数週間に短縮できるとのこと。
すでにNTTネオメイトの先行導入が決まっており、同社は7月からAvaya Collaboration Podによるクラウドサービスを提供開始する予定だ。
NTTネオメイト ITビジネス本部プラットフォームサービス推進部長の宮田徹信氏は、「Avaya Collaboration Podの技術を用いることで、高品質なシステムの工期短縮と、維持・運用コストを大幅な削減を実現し、ひいてはお客様の負担も軽減できる」とコメントしている。
