NECは2015年2月2日、無線LANアクセスポイント機能とLTE通信機能を内蔵したVPNルーター「UNIVERGE WA2611-AP」の販売を開始した。
UNIVERGE WA2611-AP |
NTTドコモもしくはドコモ回線を利用したMVNOのSIMカードを挿すことで、LTE通信、無線LANアクセスポイント、VPNルーターの3役をこなせる。このため、店舗やオフィスなどにおいて、回線工事が不要な、すぐに使えるネットワークインフラの構築を実現できるという。無線LAN機能はIEEE802.11a/b/g/n/acに対応し、2.4GHz帯と5GHz帯の同時通信が可能。また、IPsec機能利用時のWAN側の最大スループットは500Mbpsとなっている。価格は12万円。
LTE通信機能を内蔵せず、外付けUSB型データ通信端末の利用が可能な「UNIVERGE WA2610-AP」(8万5000円)も同日から販売開始している。
店舗やオフィスでの利用イメージ |