NTTスマートコネクトは2014年11月4日、ヴイエムウェアのネットワーク仮想化ソリューション「VMware NSX」を活用した2つのβサービスを提供すると発表した。
1つは、オンプレミス環境とクラウド環境をシームレスに接続する「ハイブリッドクラウド接続サービス(仮称)」だ。VMware NSXによる仮想ルーターをユーザー企業の環境に提供することで実現する。
ハイブリッドクラウド接続サービス(仮称)の概要 |
もう1つの「スマートスケーリングサービス(仮称)」は、アクセス状況に応じ、仮想サーバーに加えて仮想ロードバランサーも生成し、自動でスケールイン/スケールアウトするサービス。自動生成される仮想サーバーそれぞれには、VMware NSXの分散ファイアウォールも適用され、マイクロセグメンテーション化も行えるという。
スマートスケーリングサービス(仮称)の概要 |
これらβサービスの提供期間は、来年2月1日~3月31日の予定。βサービスを通じて機能性や利便性をユーザーに評価してもらい、最終的なサービス化につなげていくという。