ラッカスワイヤレスジャパンは2014年6月24日、屋外用のIEEE802.11ac対応無線LANアクセスポイント「Ruckus ZoneFlex T300シリーズ」を発表した。まず「ZoneFlex T300」と「ZoneFlex T301n」の2つのモデルを2014年後半から出荷する予定だ。
ZoneFlex T300 | ZoneFlex T301n |
両モデルとも、2.4GHz帯(802.11b/g/n)と5GHz帯(802.11ac)のデュアルバンドに対応し、最大通信速度は2.4GHzが300Mbps、5GHz帯が900Mbps。屋外での利用を想定し、水やゴミの侵入を防ぐIP-67規格準拠のプラスチック製の筐体を採用するほか、動作温度は-20~55℃、耐風速265km/hとなっている。また、802.3af PoEをサポートする。
各モデルの特徴を見ていくと、ZoneFlex T300は小型・軽量さがセールスポイント。サイズは18×15×8.6cm、重量は900gで、802.11ac対応では業界最小最軽量だという。
ZoneFlex T301nのほうは、ナロービームアンテナを内蔵しており、特定エリアにカバレッジを集中できるのが特徴。このため、スタジアムのような高密度環境に最適だという。