JR東日本、JR東日本商事、NTTドコモビジネスは2026年10月22日、NTTドコモの感覚伝達技術「FEEL TECH」を活用し、電気機関車「EF64」の運転士や検修社員が感じる振動を疑似体験できる実証実験を実施すると発表した。11月21日にJR大宮駅で開催される「鉄道のまち大宮 鉄道ふれあいフェア2026」に体験ブースを設ける。

(左から)電気機関車「EF64」の外観、運転席、運転体験のイメージ
FEEL TECHは、人間の動作や感覚を、受け手の身体や感じ方に合わせて変換・共有する技術。今回の実証では、2025年11月に営業運転を終了したEF64を題材に、車両メンテナンスと運転の2種類の疑似体験コンテンツを提供する。
車両メンテナンスの体験では、指先と手首に専用デバイスを装着し、モニターに表示された3Dの手をハンドトラッキング技術で操作する。主幹制御器の操作によって制御装置や制御回路が正常に作動するかを確認する「空ノッチ試験」を題材とし、検修社員が作業中に感じる振動を疑似体験できる。
運転体験では、モニターの前に設置された専用デバイスに座り、運転士がEF64の運転席で感じる車両の振動を体感できる。

実証における体験の流れ
今回の実証は、JR東日本が設立した「WaaS共創コンソーシアム」の取り組みの一環。JR東日本が車両の運転やデータ測定などに協力し、JR東日本商事が実証全体を運営する。NTTドコモビジネスはコンテンツ制作の管理・推進や体験用デバイスの手配などを担当する。
体験時間は10時~16時で、料金は640円(税込)。11月6日からチケットを販売する。体験者へのアンケートで評価を収集し、将来的にはオンラインでのコンテンツ提供なども目指す。









