個人契約の生成AIへの機密情報の入力や、承認済みSaaSにアップデートで追加されたAI機能の見落とし。シャドウAIは、統制の仕組みが欠けていることから生じる構造的な問題です。
本書は、プロンプトやモデル、データセット、所有者、リスク分類といった構成要素から成る「AIシステム」の捉え方を示します。そのうえで、日本の「AI事業者ガイドライン」やEUのAI規制法「EU AI Act」が求める水準を踏まえ、ルール遵守、リスク、成果をライフサイクル全体で管理する必要性を説きます。
最高AI責任者(CAIO)やAI CoEが未整備のまま、実務のしわ寄せが集中しがちなIT・DX部門に向けて、最初の一歩となる「AIインベントリ管理」の考え方と具体的な手法を紹介します。