NECとNEC情報システムズは2013年10月1日、Androidタブレットを活用した「顔認証入退管理システム」の販売を開始した。
オフィスやビルの入退場を管理できる入退管理システムは従来、カメラとディスプレイを別々に用意するのが一般的だった。しかし、同システムはAndroidタブレットのカメラとディスプレイを利用することで、設置・導入を簡易化した。また、世界一の精度を持つというNECの顔検出・顔照合エンジン「NeoFace」を用いた顔認証用サーバーとAndroidタブレットの接続には無線LANが使え、ケーブルの敷設も必要ない。
1台の顔認証用サーバーには最大で20台のAndroidタブレットを接続可能。同システムの販売価格は基本構成で150万円~となっている。