NEC、NTT、NTTコミュニケーションズ、富士通、日立製作所の5社は2013年9月17日、世界初の広域SDNの実現を目指す研究開発プロジェクト「Open Innovation over Network Platform」(O3プロジェクト)を立ち上げた。
同プロジェクトの目的は、データセンター間やデータセンターとユーザーを接続する広域ネットワークの課題を、SDN(Software-Defined Networking)で解決すること。
通信事業者・サービスプロバイダーが提供する広域ネットワークは、光ネットワークや無線ネットワークなど、様々な種類のネットワークで構成されている。このため、臨機応変な設計・構築・変更は難しかった。そこでO3プロジェクトでは、広域ネットワーク向けのネットワーク仮想化技術を確立することにより、こうした課題を解決。従来の10分の1の時間で設計・構築・変更できるようにするという。