徳島大学らが420GHz超で初の100Gbps級無線通信実証、6G技術基盤目指す

徳島大学ポストLEDフォトニクス研究所は2026年5月18日、420GHz超で初の100Gbps級無線通信を実証したことを発表した。

本成果は、徳島大学ポストLEDフォトニクス研究所/フォトニクス健康フロンティア研究院の時実悠講師・岸川博紀准教授・久世直也教授・安井武史教授、徳島大学大学院創成科学研究科の菊原拓海大学院生、徳島大学ポストLEDフォトニクス研究所の永妻忠夫客員教授らと、岐阜大学工学部の久武信太郎教授の研究グループによるもの。安定かつ高速な無線通信実現のために、マイクロ光コム駆動型テラヘルツ通信システムを開発し、光ファイバー接続マイクロ光コムを用いたテラヘルツ通信により、560GHz帯で単一チャネル112Gbpsの無線伝送を実証した。

マイクロ光コム駆動型テラヘルツ通信の概念図

マイクロ光コム駆動型テラヘルツ通信の概念図

発表によれば、6Gで利用が期待されているテラヘルツ波において、350GHzを超える領域では、従来の電子技術による信号生成の限界や位相雑音の増大により、安定かつ高速な無線通信の実現が困難とされていた。

本研究では、マイクロ光コムの高安定な周波数特性を活用して低位相雑音のテラヘルツキャリアを生成。従来の数十Gbps級を超える高速化を達成した。

本成果は、420GHzを超える領域における100Gbps級無線通信の実現可能性を初めて示したものであり、6Gにおける超高速バックホール通信や光無線融合ネットワークの実現に向けた重要な技術基盤となることが期待されるとしている。

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