SDNベンチャーのミドクラが総額1730万ドルの増資を完了

SDN(Software Defined Network)の世界では、ヴイエムウェアに買収されたNiciraや今年3月に日本参入を果たしたBig Switch Networks(関連記事)など、ベンチャー企業の活躍が目立つが、日本発のSDNベンチャーであるミドクラが資金調達に成功した。4月3日、総額1730万ドルの増資が完了したと発表した。

出資の中心となったのは政府系投資ファンドの産業革新機構。また、NTTグループやNECグループ系のファンドも出資している。なお、今回の資金調達はシリーズAラウンドにあたり、その前のシードラウンドではビットアイル、NTT系ベンチャーキャピタル、1stホールディングスなどから1億1300万円を調達している。

ミドクラはオーバーレイ方式のネットワーク仮想化ソリューション「MidoNet」を展開するベンチャー企業で、2010年1月に東京で創業した。今回調達した資金は、MidoNetの本格的市場導入を加速させるために投入していく方針。また、グローバル経営体制を強化するため、現CEOの加藤隆哉氏は取締役会長に就き、CEOには現CTOのダン・ミハイ・ドミトリウ氏が就任する。さらに、本社をスイス・ローザンヌに移転する。

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