BIPROGYとユニアデックス、VMware移行の意思決定を支援するサービス

BIPROGYとユニアデックスは2026年3月4日、オンプレミス環境の更新やクラウド移行を検討する企業向けに「仮想化アセスメントサービス」の提供を2月から開始したと発表した。

2023年のBroadcomによるVMware買収以降に進んだライセンス体系の変更や価格改定を受け、多くの企業が利用の見直しやクラウド移行を検討している。こうした企業に向け、両社はオンプレミスのVMware環境からクラウド環境への移行を包括的に支援する「クラウド移行パック」を2025年12月から提供している(参考記事)。一方で、継続利用の判断材料の不足やクラウド移行に対するノウハウ不足などが、企業の意思決定を難しくしているという。

同サービスは、既存の仮想化基盤の利用状況を可視化し、オンプレミス環境の継続、他製品への移行、クラウド移行といった複数の選択肢を比較しながら最適な基盤選定を支援するもの。現行環境や将来要件を踏まえ、インフラ更新や移行先選定を支援する。

仮想化アセスメントサービスの実施フローを示した図。サービス説明後、ヒアリングシートの送付・記入、アセスメントツールの導入と設定、データ取得、取得データの送付を経てレポート作成・報告に至るまでの流れを示している。

「仮想化アセスメントサービス」の流れ

具体的には、VMware vSphere環境のリソース利用状況を約1週間かけて収集し、最短2週間で分析レポートを提供する。CPU、メモリー、ストレージの利用状況や仮想マシン構成などを可視化し、稼働状況の把握や改善ポイントを整理する。

リソース利用状況についての報告レポートのイメージ。仮想化環境のリソース利用状況の分析画面例。CPU(GHz)、メモリー(GiB)、ディスク(TiB)の各項目について、仮想環境の利用量と物理リソース容量を棒グラフで比較表示している。

リソース利用状況についての報告レポートのイメージ

そのうえで、ベンダーフリーの立場で複数の選択肢を比較できることも特徴とする。VMware継続時の構成案のほか、NutanixやHPE VM Essentialsなど他社仮想化製品への移行案、クラウドへのリフト&シフト移行の概算構成案などを提示する。主要プロダクトの簡易見積もりや適合性も一覧化し、インフラ更改に向けた判断材料を提供する。

プロダクト評価についての報告レポートのイメージ。Nutanix、VMware、HVM、Hyper-Vの4つの仮想化基盤を、価格、コスト、機能性、運用性などの観点で星評価により比較している表。

プロダクト評価についての報告レポートのイメージ

両社は同サービスを通じて、企業のIT基盤における最適な選択と持続可能な運用を支援していくとしている。

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