Cohesity(コヒシティ)は2013年に設立された、データ保護・管理・分析ソリューションを提供する企業だ。日本法人 Cohesity Japan 執行役員(フィールドマーケティングマネージャ&戦略担当)の高井隆太氏によれば、主要顧客数は1万3000社。ソフトバンクやアマゾン、HPE、エヌビディア、シスコシステムズなど多くの企業が出資する急成長企業である。
そのCohesity Japanが2026年1月26日にオンライン記者説明会を開催。猛威を振るうランサムウェア攻撃に対抗する新たな防御策として「サイバーレジリエンス」の必要性と、その強化方法について解説した。
そもそも、サイバーレジリエンスとは何か。高井氏は、重要なデータを外部メディアやクラウドなどにコピーして保存する「従来のバックアップ」との比較から説明した。かつては、データを復旧させることがバックアップの主な役割だったが、「現在はバックアップシステム自体が攻撃の標的となっていて、復旧を阻止されるケースが増えている」という。そのため、単に「データを戻す」という考え方からの脱却が求められる。

従来のバックアップとサイバーレジリエンスの違い
サイバーレジリエンス強化に不可欠な4つの要素
従来のバックアップとサイバーレジリエンスの違いとして高井氏が挙げたのが、次の4つの要素だ。
1つめが、強化の仕組み。バックアップシステム自体を攻撃から守る堅牢性である。2つめは、データの安全性確認。取得したデータがクリーンであり、マルウェアに感染していないか否かのチェックが必要になる。
3つめは、実践的な復旧準備。準備不足のために、攻撃を受けた際に迅速に対応ができず、復旧が遅れるケースが多いという。これを防ぐため、いざという時に迅速に動けるプレイブックの整備や訓練が不可欠になる。
最後は、日常的なデータセキュリティ管理だ。データの状態を常に最適に管理・分類しておくことで、迅速かつ的確な対処が可能になる。













