CYBERDYNE Omni Networksは2025年11月17日、Android搭載のIoTエッジデバイス新製品「Acty-G12」を発売した。

「Acty-G12」本体
同製品はオクタコアCPUとAndroid 12を搭載し、ユーザー独自アプリや外部センサーと柔軟に連携できることから、IoTゲートウェイやGPSトラッカー、BLEゲートウェイなど多様なユースケースに対応することが特徴。
通信面では、Bluetooth 5.0を搭載し、ビーコンや各種センサー情報の収集とクラウドへの送信をサポート。LTE(4G)およびWi-Fiに対応し、Wi-Fi/Bluetoothテザリングも利用可能だ。
測位機能では、GPS、Galileo、GLONASS、BeiDou、QZSSに対応したマルチGNSSに加え、基地局測位やWi-Fi測位にも対応。A-GPSによる測位高速化、セラミックアンテナによる受信感度向上など、位置情報の精度と安定性を高めたという。また、3軸加速度・ジャイロ・地磁気センサーを備え、車両の急挙動や輸送中の衝撃分析などにも利用できるとしている。
回線はNTTドコモ、SoftBank、auの3キャリアに対応し、設置場所に応じて最適なキャリアを選択できる。
電源構成は標準1,800mAhに加え、大容量5,200mAhバッテリーやバッテリーレスで利用可能なコンデンサーユニットを選択できる。過酷な電源環境や常時給電用途など、現場の条件に応じた構成が可能だ。













