NECは2012年11月16日、大手家電量販店のコジマに10.1型のAndroid搭載タブレット端末「LifeTouch L」を活用した接客支援システムを納入したと発表した。タブレット端末の導入台数は合計2500台で、コジマは11月17日から順次、全国の店舗で接客対応の品質向上と販売業務の効率化に活用していく。
今回、コジマが採用した接客システムでは、タブレット端末上に商品情報や他店を含めた在庫情報などを表示可能。また、購入履歴などの顧客情報を活用した接客も行えるようになっている。さらに、配送日の指定などもタブレット端末上で行えるため、レジでは決済のみの作業にでき、待ち時間を短縮できるとのこと。
コジマではタブレット端末を活用した店舗内・全社の情報共有や、テレビ会議、eラーニングなどについても検討しているという。
タブレット端末を使用した接客の様子 |