日立ソリューションズは2012年8月21日、ファイアウォールログ解析製品の最新版「FIREWALLstaff 01-07」を発表した。8月28日から販売を開始する。
最新版の特徴は、次世代ファイアウォールのアプリケーション制御機能に対応したこと。従来型ファイアウォールではポート番号を利用してアクセスの制御を行っており、例えばSkypeやSalesforce.com、Facebookといったアプリケーションの種類を認識できない。それに対して次世代ファイアウォールでは、こうしたアプリケーションの種類を識別したうえでアクセスを制御できる。
FIREWALLstaffの最新版では、次世代ファイアウォールがアプリケーションを制御した際のログを解析し、アプリケーションや接続元ごとに回数および通信量(利用帯域)などを集計・レポート可能。アプリケーションの利用状況を容易に把握できることから、不正アクセスの制御やセキュリティポリシーの見直しにつなげることができるという。
現在対応している次世代ファイアウォールは、パロアルトネットワークスのPAシリーズ、ジュニパーネットワークスのSRXシリーズ、デルソニックウォールのSonicWALLシリーズ、フォーティネットのFortiGateシリーズ。価格は1ライセンス63万~75万6000円(税込)で、ファイアウォール1台につき1ライセンスが必要になる。
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