都築電気は2012年6月27日、米クアルコムの子会社・クアルコムMEMSテクノロジーズと、同社の反射型ディスプレー技術「mirasol(ミラソル)」を用いたモバイル端末を製品化することで合意したと発表した。
モバイル端末の課題には、バッテリー寿命や屋外での可視性などがある。ミラソルディスプレーは、これらの課題を解決する「超低消費電力」と「太陽光下での高い視認性」が大きな特徴となっている。
都築電気では、これらの特徴を活かした、屋外での利用を想定した業務用モバイル端末の製品化を目指す方針だ。
また、都築電気は同日、台湾・MicroLink Communications(マイクロリンク・コミュニケーションズ)製品の日本での独占的販売権を取得したことも発表した。
都築電気は今後、ワイヤレス通信、タブレット端末分野で高い評価を得ているMicroLink社の製品群を国内市場で販売していく。