NECと日本マイクロソフトは2012年4月6日、大企業向けクラウド事業の戦略協業の拡大を発表。その第1弾として、コミュニケーション・コラボレーション分野のソリューションを共同で開発し展開していくという。
具体的にはまず、NECのExpressサーバーやUNIVERGEシリーズと、マイクロソフトのExchange、SharePoint、Lyncなどを組み合わせた「コミュニケーション・コラボレーションソリューション」を開発。この4月からオンプレミス、プライベートクラウド、パブリッククラウドとの連携など、様々な形態で提供していく。
さらに、金融業向け、製造業向け、自治体向け、総務部門向けのワークスタイル変革ソリューションも共同開発し、順次提供していく。
例えば、製造業向けワークスタイル変革ソリューションは、「グローバルサプライチェーンの可視化」「生産・品質上の問題発生時に情報システムの同期制約上の壁を越えたフレキシブルな対応」「設計・開発領域における技術情報の横断検索やOEM/ODM等グローバルでのパートナー企業との安全な情報共有」などを、人を中心としたコミュニケーション環境で実現するものだという。
ソリューションイメージ |
また、これらの協業ソリューションは、以下のデモ施設で4月から順次展示される予定。
・NEC 本社ビル(東京)、イノベーションワールド(東京)
・NECネッツエスアイ 本社ビル(東京)
・日本マイクロソフト 本社ビル(東京)、大手町テクノロジーセンター(東京)
・マイクロソフト米国本社 Microsoft Retail Experience Center(シアトル)
・マイクロソフトTechnology Center(シンガポール、ロンドン)