豪モースマイクロと組み込みIoTソリューションを手掛ける中国の万創科技(Vantron Technology)は2025年3月12日、Wi-Fi HaLow対応のUSBドングル型アダプター「VT-USB-AH-8108」を発表した。提供開始は2025年第2四半期を予定している。
同アダプターは、モースマイクロのWi-Fi HaLowチップセット「MM8108」(参考記事)を搭載し、万創科技が開発した。各国の規格・認証に対応する単一製品型番(グローバルSKU)を採用し、USBに差し込むだけで利用できるプラグアンドプレイ仕様となっている。さらに、UDPで最大30Mbps、TCPで最大23Mbpsのスループット、高電力効率、コンパクト設計を特徴とする。
同アダプターにより、産業用IoTアプリケーション、スマートシティ、企業向けネットワーク接続など、さまざまなユースケースでWi-Fi HaLowを既存インフラとシームレスに統合できるという。