KDDIは2025年3月10日、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)未来社会ショーケース事業「フューチャーライフ万博・未来の都市」(以下、未来の都市)を、KDDIのメタバース・Web3サービスプラットフォーム「αU(アルファユー)」上に実装した「バーチャル未来の都市」を4月13日より提供開始すると発表した。
バーチャル未来の都市イメージ
バーチャル未来の都市は、「自分たちの生きていたい未来を考える」をコンセプトとする仮想空間。参加者は、都市空間を散策して未来の姿のヒントを集める「ミライリサーチ」を行い、環境問題や人口減少、働き手不足などの社会課題に対して、協賛企業の技術やソリューションを体験すると「リサーチノート」が更新される。リサーチノートが完成すると、大阪・関西万博で提供されるウォレットサービス「EXPO2025 DIGITAL WALLET」で特別デザインのNFT(非代替性トークン)を獲得できるという。
(左から)協賛者展示イメージ(未来のコンビニ)、リサートノート
また、バーチャル未来の都市のプログラムとして、日立とKDDIによる共同展示「Mirai Theater(ミライシアター)」をバーチャル空間上でも体験できる「バーチャル未来シアター」を提供する。Mirai Theaterが掲げる「未来は自分たちで変えられる」というコンセプトを、万博会場外からもアプリで体験できるとのことだ。