古河電工は2025年3月6日、光ファイバー・ケーブル事業の運営体制を刷新し、中間持株会社である「Lightera Holding合同会社」を設立、4月1日より新ブランド「Lightera」(ライテラ)を発足すると発表した。
これまで同グループの光ファイバー・ケーブル事業は、古河電工のファイバー・ケーブル事業部門、OFS Fitel, LLC.(OFS)およびFurukawa Electric LatAm S.A.(FEL)の3事業ユニットで構成され、それぞれの地域で各ユニットが異なる事業特性を生かしつつ事業を展開してきた。ただ、外部環境の急速な変化に伴って社会や顧客の課題も多様化しており、事業環境変化への対応力のさらなる強化が必要となっていることから、これら3事業ユニットを実質的に統合する方針で効率的に事業運営を行っていくという。
関係図
Lighteraでは、これまで注力してきた光ファイバーおよび関連製品の高機能化や光接続ソリューション開発をさらに強化し、グローバル視点での市場主導型イノベーションを加速させるとしている。また、生成AI・データセンター関連や5G/6Gといった成長著しい市場でのプレゼンスを高めつつ、電力、センシング、医療、航空・防衛などの市場の開拓にも積極的に取り組んでいくとのことだ。