富士通ソーシアルサイエンスラボラトリ、スマホ向け二要素認証に「検疫機能」をプラス

富士通ソーシアルサイエンスラボラトリは2012年2月1日、スマートフォンから社内ネットワークへリモートアクセスする際の認証を強化するソフトウェア「SHieldMobile」のオプションとして検疫機能の提供を開始した。

今回、提供を開始した検疫機能は、韓国HAURI社のAndroid向け検疫ソフトウェア「ViRobot Mobile Pro」との連携により実現した。SHieldMobileは、ユーザーIDとパスワードに加え、端末の機体識別情報も使って認証を行う二要素認証ソリューションだが、このオプションを利用することで、さらにマルウェア対策が実施された安全なAndroidのみ接続を許可できるようになる。具体的には、最新のパターンファイルによりマルウェアの有無やアプリケーションの脆弱性などのチェックを行う。

「SHieldMobile」と「ViRobot Mobile Pro」の連携の仕組み
「SHieldMobile」と「ViRobot Mobile Pro」の連携の仕組み

検疫機能の提供料金は1端末当たり年額2520円。富士通ソーシアルサイエンスラボラトリでは、ViRobot Mobile Pro単体での販売も行う。なお、SHieldMobileのサーバーライセンスは基本パッケージで78万7500円、年間保守費が年額15万7500円(いずれも税込)となっている。

また従来、SHieldMobileはAndroid版のみだったが、同日からiPhone/iPad版の提供も開始された。

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