NECは2012年1月16日、「標的型攻撃検査サービス」の提供を始めた。標的型攻撃による被害の有無を診断できる。
同サービスでは、標的型攻撃の対象となる可能性がある端末やサーバーのハードディスクすべてを独自のマルウェアデータベースにより分析することで、標的型攻撃の有無を可視化。そのうえで、受けた攻撃への対処や情報の抜き取りへの対策を支援するというもの。価格は100台のPC・サーバーを検査対象とする場合で330万円。
なお、NECでは従来から企業内ネットワーク内のデータの流れを監視・管理・記録し、標的型攻撃の可視化を行う「インシデント可視化ソリューション」を提供しているが、この標的型攻撃検査サービスにも同ソリューションの技術を活用しているという。