マックスとKDDIは2024年10月3日、世界初の4G LTE通信、GPS機能を搭載した鉄筋結束機「コネクティッド ツインタイアRB-442T-C-B2C/1450A」を共同開発したと発表した。2024年10月中旬に、関東1都3県の鉄筋関連・資材・機械工具・金物店などを通じて発売した後、順次全国および海外にも展開を予定している。
本製品の活用概要図
鉄筋結束機は、住宅基礎や鉄筋コンクリート構造物などの施工で必要な鉄筋結束作業を効率化する電動工具だ。マックスが提供する充電式鉄筋結束機本体に、KDDIのビジネスプラットフォーム「WAKONX」のアセットの1つであるIoTネットワークサービス「グローバルIoTアクセス」を組み込んだ。
本製品とWebアプリを組み合わせることにより、鉄筋結束機の稼働データと位置情報をリアルタイムで可視化する。Webアプリ上で、工具ごとの稼働状況や累積結束数のデータを一覧表示でき、どの現場でどれだけ活用されているかを把握し、工具の現場配置を効率化することが可能だ。
また、本製品の位置情報が確認できるため、紛失・盗難時の追跡が可能。工具の動作を遠隔でロックすることで、盗難時のトラブルも抑止することができる。