監視カメラのVerkada、映像検出条件を自然言語で設定する新機能

監視カメラなどの物理セキュリティを提供するVerkadaは2024年10月3日、AI技術を活用した新機能や、新製品を発表した。

AI画像認識を活用した新機能として、自然言語を用いた条件設定で、設置しているカメラが条件に合致する人や車両を検出し、管理者へアラート送信できるセキュリティ機能をリリース。この機能では、「Person not wearing a helmet(ヘルメットを着用していない人)」などのわかりやすい言葉で、具体的な状況を設定することができ、人の目だけに頼らない潜在的なリスクの発見と迅速な対応をサポートするという。

自然言語による映像検索例

自然言語による映像検索例

これまでもVerkadaのクラウド統合型の管理コンソール「Command (コマンド)」では、人物の顔や車両ナンバープレートをベースに注目人物や特定車両を検出したり、特定のエリアへの侵入や徘徊、共連れといったイベントを認識しアラートを発報することが可能だった(参考記事:「日本では教育、製造、小売、ヘルスケアの4分野に注力」 物理セキュリティのVerkadaが説明会|BUSINESS NETWORK)。今年5月にリリースした過去映像の自然言語検索機能と合わせ、同機能はさらなる業務の効率化やセキュリティ強化を実現できるとしている。

同機能は米国時間の10月3日以降、順次リリースする。当初は英語検索のみでのリリースとなる。

また、他社製カメラを管理コンソール・Commandに接続してクラウド管理を可能にする「Command Connector」も発表。合わせて、カメラやインターフォンの新機種や、混雑傾向ダッシュボードなどのソフトウェアアップデートも発表した。

Command Connector

Command Connector

関連リンク

RELATED ARTICLE関連記事

SPECIAL TOPICスペシャルトピック

スペシャルトピック一覧

NEW ARTICLES新着記事

記事一覧

FEATURE特集

WHITE PAPERホワイトペーパー

ホワイトペーパー一覧
×
無料会員登録

無料会員登録をすると、本サイトのすべての記事を閲覧いただけます。
また、最新記事やイベント・セミナーの情報など、ビジネスに役立つ情報を掲載したメールマガジンをお届けいたします。