ウィルコムは2011年9月21日、秋冬モデルの新製品発表会を開催した。創業以来、最多となる10機種29色を順次投入する。
ウィルコムの宮内謙社長(中央)と、CMキャラクターを務める佐々木希さん(左)、蛭子能収さん(右) |
「TALK MORE LINK」(話す、もっと、繋がろう)というキャッチフレーズのもと、コンシューマー向け端末5機種、新しいコンセプトの端末3機種など多彩なラインアップとなっている。
「SOCIUS(ソキウス) WX01S」(セイコーインスツル製)は、Bluetoothハンドセット機能を搭載する。スマートフォンと連携し、スマートフォンでの通話を受発信することができる「2台持ち」ユーザー向けの製品だ。
「WX01J」(日本無線製)は、PBX機能を搭載し、会社では内線電話、外出先ではPHS端末として利用できる。ビジネス安心サービスや管理者ロックにより、管理者の運用負担を軽減する。
「イエデンワ(WX02A)」(エイビット製)は、家庭用の固定電話のデザインを採用した据え置き型のPHS。乾電池でも駆動するので、コンセントがない場所や災害時の利用にも適している。
「ストラップフォン(WX03A)」(エイビット製)は、約32×70×10.5mm、重さ約33gと清涼菓子「フリスク」と同じコンパクトサイズ。名前の通り、ストラップとして取り付けることもできる。
ウィルコムでは秋冬モデル10機種加えて、来春2機種を発売する。1機種は3GのWi-Fiルーター機能を搭載したPHS端末で、もう1機種はAndroid OSを搭載し、PHSと3Gに対応したスマートフォンになるという。