KDDIは2011年9月26日、秋冬モデルの新商品発表会を開催した。スマートフォン6機種とフィーチャーフォン3機種、タブレット端末1機種、データ通信端末1機種の計11機種を0月上旬以降、順次発売する。
KDDI田中孝司社長 |
「HTC EVO 3D ISW12HT」はデュアルコアCPUを搭載し、前モデル「HTC EVO WiMAX IS11HT」と比べてブラウザの処理速度が1.5倍、アプリの起動速度も2倍に向上している。約4.3インチQHD液晶は裸眼3D対応で、映画やゲームなどを立体的な画像で楽しめる。
WiMAXとデュアルコアCPUを搭載した「htc EVO 3D ISW12HT」 |
「MOTOROLA PHOTON ISW11M」は、国内初の米モトローラ製スマートフォン。WiMAXとデュアルコアCPUの搭載により、快適な操作感を実現する。Twitterでフォローしているメンバーのつぶやきや、Facebook上の友人の最新情報などを一元管理するモトローラの独自UI「MOTOBLUR」に対応、複数のメールアカウントやSMSで受け取ったメッセージも1つのウィジェットで管理できる。
独自UIにより複数アカウントのメールやSNSを一元管理できる「MOTOROLA PHOTON ISW11M」 |
「ARROWS Z ISW11F」(富士通東芝モバイルコミュニケーションズ製)は、約4.3インチ720pHD、1677万色フルカラーHDディスプレイを採用、高画質化技術により美しい映像を実現する。IPX5/IPX8等級の防水やワンセグ、おサイフケータイなど日本独自仕様にも対応。micro HDMI出力端子を搭載し、撮影した写真や動画を大画面テレビに出力して楽しむことも可能。
フルカラーHDディスプレイでHD動画の画質もそのまま再現する「ARROWS A ISW11F」 |
「DIGNO ISW11K」(京セラ製)は、約4.0インチのWVGA有機EL「ルミナスディスプレー」を搭載。薄さ8.7mmとスリムでありながら、IPX5/IPX7等級の防水、ワンセグ、おサイフケータイなどのほか、グローバルパスポートCDMA/GSMにも対応する。
薄さ8.7mmでWiMAXやワンセグ、おサイフケータイなど機能が充実している「DIGNO ISW11K」 |
「AQUOS PHONE IS13SH」(シャープ製)は、約4.2インチのQHDメイン液晶と、サブディスプレイとして約2.1インチメモリ液晶を搭載。メモリ液晶では電話やメールの着信などを確認できる。薄さ8.9mmとラウンドフォルムにより、手になじむデザインとなっている。
約4.2インチQHDメイン液晶と、2.1インチメモリ液晶を搭載した「AQUOS PHONE IS13SH」 |
「MEDIAS BR IS11N」(NECカシオモバイルコミュニケーションズ製)は、約59×119×11.9mm、重さ約125gと軽量コンパクトで、女性でも片手で操作できる。本体正面キーと背面には、約20パターンの中から選べるイルミネーションを採用している。
本体正面キーと背面のイルミネーションが特徴的な「MEDIAS BR IS11N」 |
スマートフォン6機種のうち「HTC EVO 3D ISW12HT」「MOTOROLA PHOTON ISW11M」「ARROWS Z ISW11F」「DIGNO ISW11K」の4機種はWiMAXに対応する。今回WiMAX対応機種を増やした理由の1つとして、データトラフィックのオフロード対策がある。田中孝司社長によると、2013年頃にはWiMAXだけでなく、Wi-Fiや固定網など、トラフィックの約半分を3G回線以外にする考えだという。