ノキアとオプテージは2024年2月1日、実際の加入者が使用している本番のネットワーク環境で、ノキアの対称型25G PON(パッシブ光ネットワーク)の実証実験を行うと発表した。日本およびアジア太平洋地域で初めてという。
実証実験は、オプテージが2024年度中に開始。今後商用予定の25G PONベースのサービスの準備段階として位置づけられているという。商用化すれば、日本国内の光インターネットサービスとしては最速となる。
ノキアのソリューションはQuillionチップセットがベースとして搭載されており、通信事業者は同一の光ファイバー上で複数のPONテクノロジーを同時に使用できる。これにより、運用コストを削減しながら、さまざまなユーザーのニーズを同時に満たすための柔軟性を高めることができるとしている。