コロナを機に、私たちの働き方は大きく変化した。仕事を支えるICT環境も変化し、Web会議ツールも当たり前のように使われるようになった。中でも多くの利用者に支持されているのが「Zoom Meetings」だ。

Zoom Video Communications（ZVC）のパートナーとして、日商エレクトロニクス（日商エレ）はコロナ以前からZoom Meetingsを販売してきたが、これほど急激に普及したソリューションは例がないという。「私たち自身もそうですが、働き方のデジタル化に取り組む企業が爆発的に増えました」と同社でコラボレーション事業部 部長を務める真次幸治氏は振り返る。

（左から）日商エレクトロニクス エンタープライズ事業本部 コラボレーション事業部 部長 真次幸治氏、

コーポレート本部 本部長 渡邉仁志氏

働き方変革の波は、コミュニケーションツールのあり方も変えつつある。ZVCではその未来を先取りすべく、Webセミナーやコールセンター支援なども含めた、ユニファイドコミュニケーション（UC）プラットフォームを提供するが、その中核がクラウドPBX「Zoom Phone」だ。

従来、オンプレミスの専用ハードウェアで提供されてきた外線・内線発信といった機能をZVCのクラウドで提供してコスト削減を実現する。さらに電話という枠組みを超え、Web会議やチャットも統合し、1つのアプリからすべての機能を利用する新しいコミュニケーションスタイルへと進化することが可能だ。