岩崎通信機は2011年1月24日、中規模事業所向けのビジネスホンシステム「LEVANCIO」(レバンシオ)を発表した。2月2日に128ポート装置(Mタイプ)を発売する。さらに7月には1024ポート装置(Lタイプ)も投入する。
LEVANCIOの特徴はまず、NTT東西のIP電話サービス「ひかり電話」の直収への対応だ。アダプタなしでフレッツ光 ネクストのひかり電話オフィスタイプ、ひかり電話オフィスAに対応できる。また、「ケータイWebリンク機能」を搭載し、外出先から携帯電話のブラウザ操作により、オフィスにかかってきた電話の着信履歴や留守録を確認可能。その履歴から折り返し電話をかけることもできる。
このほか、業務終了後、電話機への通電をカットして待機電力をゼロにできる「エコモード」、インターネット経由で遠隔保守ができる「Lアシスト機能」などの特徴を備える。
Mタイプの制御ユニットは、標準タイプの「M-STユニット」と、ひかり電話直収4チャネルおよび内蔵ボイスメール2チャネルを実装しコストパフォーマンス性に優れるオールインワンタイプの「M-EXユニット」の2種類を用意。標準価格は、ひかり電話4チャネル収容、多機能電話機12台のシステムで76万円~(税別)となっている。