“誰に聞いたらいいですか?”――IBM、適した人物や情報を自動推奨する企業向けソーシャルソフトを提供

日本IBMは、企業内外の関係者とコミュニケーションやコラボレーションを行うソーシャル・ソフトウェアの新製品「IBM Lotus Connections 3.0」を2010年11月25日から提供開始すると発表した。

「IBM Lotus Connections」は、各自の情報を登録する「プロフィール」や特定の話題に興味を持つ人が集まる場を提供する「コミュニティー」などのコンポーネントを提供し、これを通じて、企業内はもちろん社外の専門家や顧客、ビジネス・パートナーとコミュニケーションやコラボレーションを行う製品。今回発表した新製品では、ほしい情報を検索する、掲示板機能を持つフォーラムやマイクロブログなどにコメントを書き込むといった際に、IBM Lotus Connections内に登録されている人物やコンテンツを自動的に解析し、コンタクトを取るべき人や読むべきコンテンツを推奨するアナリティクス機能を世界で初めて企業向けソーシャル・ソフトウェアに組み込んだ。

このアナリティクス機能は、IBMが開発した、人やコンテンツを推薦する分析エンジンであるSaND(Social Networks & Discovery)の技術を用いたもの。プロフィールやフォーラムなどに書き込まれている内容そのものの分析だけでなく、フォーラムへの書き込み、ファイルの共有、特定テーマのコミュニティーへの参加といったユーザーの活動の履歴も分析の対象とする。このため、プロフィールや書き込まれた内容だけでは理解できない、関心のある領域や専門分野、頻繁に利用される文書などを知ることができる。

関連リンク

RELATED ARTICLE関連記事

SPECIAL TOPICスペシャルトピック

スペシャルトピック一覧

NEW ARTICLES新着記事

記事一覧

FEATURE特集

WHITE PAPERホワイトペーパー

ホワイトペーパー一覧
×
無料会員登録

無料会員登録をすると、本サイトのすべての記事を閲覧いただけます。
また、最新記事やイベント・セミナーの情報など、ビジネスに役立つ情報を掲載したメールマガジンをお届けいたします。