UTMベンダーのフォーティネットジャパンは2010年7月30日、小中規模向けの新製品「FortiGate-60C」を発表した。先行モデルの10倍という最大1Gbpsのファイアウォールインスペクションパフォーマンスを実現している。
同社によれば、このハイパフォーマンスは、従来のシステムCPUとフォーティネット独自のFortiASICコンテンツ/ネットワーク プロセッサを統合したSoC (System-on-a-Chip)アーキテクチャを初採用することにより可能になったという。
また、FortiGate-60CはSDHC (Secure Digital High Capacity) カードスロットと3Gデータ通信用のExpressCardスロットを搭載。イベントログ記録用の4GB SDHCストレージカードも同梱する。さらに、USBインターフェースとFortiExplorerセットアップソフトにより、最初のセットアップや継続的な設定が簡単に行える点も特徴だという。
FortiGate-60C |