近年、日本を標的にしたサイバー攻撃が急増しています。その中でも、Webに関連した脅威は深刻であり、2020年に発生した社会的影響の大きいサイバー攻撃のうち、1位、2位、8位がWebに関する脅威でした。
Webサイトへのサイバー攻撃は、サイト閉鎖による売上機会の損失や、情報漏えいによるブランドイメージの毀損や株価の下落といった、企業価値の大きな下落につながる可能性があります。
サイバーセキュリティクラウドが行った攻撃ログの分析によれば、2020年には約10秒間に1回のペースでWebサイトへのサイバー攻撃が検出されました。
Webサイトへの攻撃でよく用いられる、「SQLインジェクション」や「クロスサイトスクリプティング」は、SSLやファイアウォールだけでは防げません。これらの攻撃には、不正な攻撃からWebアプリケーションを守る「WAF(Webアプリケーションファイアウォール)」が有効です。