コロナ感染対応の中で、今まで話題になってはいたものの現実的にはあまり浸透していなかったテレワークが一挙に普及し始めた。このテレワークがここまで普及できたことの背景には、通信やそれを利用した技術の着実な進歩があった。テレワークだけでなくEC(電子商取引)の普及など、通信は都市の形態に影響を与えるインフラとしての存在感を急激に増してきている。
これからの都市とライフスタイルは通信というインフラによってどの様に変化するのかは議論のあるところであるが、現時点で注目を浴びているローカル5Gが都市のインフラとしてどの様な意味を持つのかをオフィスを中心に考えてみる。