IoTデバイスを利用したDDoS攻撃には、8月ブラジルで開催された国際スポーツ大会にか組織を標的とした540Gbpsの持続的な攻撃、9月のセキュリティ・ジャーナリストBrian Krebs氏に対する最大620Gbpsの攻撃、11月に注目を集めたDNSプロバイダDynに対する攻撃が含まれる。IoTデバイスの限定的なセキュリティ機能により、IoTデバイスのボット化は増加の一途をたどっている。
しかし、サービスプロバイダではインテリジェントDDoSミティゲーションシステムの導入が進んでおり、83%の回答者が導入済みを回答している。しかしながら、攻撃規模の増加とともにデバイスを増設していくことは現実的ではない。数百Gbpsを超えるような攻撃に対しては、所有するArborのミティゲーションデバイスとArbor Cloud連携がコスト効果の高いソリューションになるであろう。