IBM CIOオフィスは、従業員が最適なデバイスを柔軟に選択できるようにすることで、従業員の満足度を高め、生産性を押し上げたいと考えていた。IBMでは以前から数千人もの社員がBYODポリシーのもと、個人所有のMacを業務利用してきたが、IBMのIT部門は正式にはMacをサポートしていなかった。
そこで立ち上げたのが、Macの大規模導入のための「Mac@IBMプログラム」である。Mac@IBMプログラムは成功を収め、プログラム開始から1年の間に、約5万台のAppleデバイスを展開。Macユーザーの約84%がMac@IBMのヘルプデスクに満足していることが明らかになっている。プログラムに投じた費用についても、管理の合理化とサポートの向上によるコスト削減により、5年目までにはすべて回収できる見通しだ。
そして今、IBMは自らの成功体験をベースに、Macや他のデバイスの導入により、従業員のイノベーションを成し遂げたいと考えている企業の支援を始めている。本ホワイトペーパーでは、Appleデバイスの大規模導入を成功させる秘訣と、その目覚ましい効果を紹介する。