地域ニーズや個別ニーズに応じて様々な主体が利用可能な第5世代移動通信システム(以下「ローカル5G」といいます。)は、携帯電話事業者による全国向け5Gサービスとは別に、地域の企業や自治体等の様々な主体が自らの建物や敷地内で柔軟にネットワークを構築し利用可能とする仕組みです。
2019年12月に制度整備され、制度整備から約3年が経過しましたが、ローカル5Gのより柔軟な運用をしたいというニーズが高まっています。
このため、本年2月から、情報通信審議会 新世代モバイル通信委員会 ローカル5G検討作業班で、ローカル5Gのより柔軟な運用に向けた検討がなされています。
本講演では、ローカル5Gの制度とこれからについて、ご説明します。