ブイキューブは2011年1月14日、専用機型Web会議「V-CUBEセンター」の出荷を2010年12月20日より開始したと発表した。
専用機型Web会議「V-CUBEセンター」 |
「V-CUBEセンター」は、電源を入れるだけですぐにWeb会議が利用できる、タッチパネルによる直感的な操作が可能といった簡便さが特徴のWeb会議専用PC。ディスプレイにカメラも内蔵されており、持ち運びが容易なため、会議室や自席、研修会場など場所を選ばず使えるのも利点だ。V-CUBEセンターを持っていない第三者のPCもWeb会議に招待できる。
こうした特徴から、ブイキューブは、学校や学習塾での授業、企業での役員会議などでの利用を想定している。
すでに、東京工業大学に導入されており、同大学の柿本雅明教授は、「PCの電源を入れるだけで会議をはじめることができ、プレゼン資料を使って、複数人数とディスカッションができる」「高画質のため資料がとても見やすく、操作もタッチペンで直観的に行うことができるので、遠隔でのコミュニケーションが充実する」点を導入の決めてに挙げている。教授同士でのディスカッションや遠隔ゼミ、海外の研究者などとの遠隔会議、コミュニケーションでの効果に期待しているという。