Wi-Fi 6対応APも登場　UniFiで10Gネットワーク構築も最近ではこのラインナップに、Wi-Fi 6対応アクセスポイントも加わった。「U6-Lite」「U6-LR」「U6-Pro」「U6-Mesh」「U6-Extender」の5種類だ。

U6-LRは、屋内と半屋外（IP54定格）に取り付け可能（左）、U6-Extenderは、コンセントに挿すだけでWi-Fi 6のメッシュを構築する

例えば、丸形のU6-LRは、屋内と半屋外（IP54定格）に取り付け可能で、5GHz帯では4×4 MU-MIMOとOFDMA、2.4GHz帯では4×4MIMOで2.4/5GHz合計最大3Gbpsを実現する。U6-Extenderは、コンセントに挿すだけでWi-Fi 6のメッシュを構築し、簡単にカバレッジの拡張が可能になる。

アクセスポイントだけではない。10Gネットワークを構築できるスイッチなど、続々と新製品が登場している。

「UniFi 第２世代 USWスイッチシリーズ」は、専用のスマホアプリをダウンロードし、スマホのカメラをスイッチの前面に向けると、各ポートの使用状況がARで映し出されるユニークな機能を搭載している。ルーターとコントローラーの機能を兼ね備えた「UniFi Dream Machine Pro」は、Wi-Fiなどネットワークの管理と、Ubiquitiのセキュリティカメラソリューション「UniFi Protect」の管理が1台で実現できる。また、10Gに対応したSFPポートを備えた光スイッチの「USW Aggregation」「USW-Pro-Aggregation」も好評だ。

「例えばルーターにUniFi Dream Machine Proを使い、光スイッチのUSW-Pro-Aggregationで分岐させ、その下にUniFi 第２世代 USWスイッチ、Wi-Fi 6対応アクセスポイントをつけて、10GのUniFiネットワークを構築することもできます」（佐藤氏）

UniFiは、ファームウェアの無償アップデートで機能が増えていくのも特徴だ。「お客様からリクエストがあった機能も積極的に追加しています。ハードウェアを買い換えないと新機能が使えないということが無く、ファームウェアをアップデートすればどんどん機能が追加されていきます」と佐藤氏。

導入・管理が簡単にでき、ランニングコストを削減しながら機能もメンテナンスされていくUniFiは、Wi-Fi 6を構築する際の有力な選択肢の１つとなるだろう。

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