NECがテレワーク運用を支援する顔認証PCセキュリティソフトウェアの新バージョンを発売

NECは2022年3月29日、顔認証AIエンジン「NeoFace」をベースとした顔認証PCセキュリティソフトウェア「NeoFace Monitor」において、覗き込み検知機能や顔認証サインインのモバイル端末対応などの機能を新しく搭載した新バージョンを4月6日より順次販売開始すると発表した。

昨今、企業や自治体では、働き方改革の推進や新型コロナウィルスの影響への対応として、場所や時間に捉われず、業務内容や状況に応じた働き方で生産性を向上させるハイブリッドワークへのニーズが高まっている。

新商品は、パッケージ版とクラウド版の双方で新バージョンを提供する。

パッケージ版「NeoFace Monitor V6」では、PC端末のWebカメラで、ログオンユーザー以外の覗き込みを検知するとユーザーへのポップアップ通知や自動的に端末をロックする機能を追加。さらに、自宅や外出先からリモートPC環境への顔認証によるログオンもサポートし、テレワークによる自宅・外出先やオフィスワーク時の情報漏洩リスクを低減する。また、ワンタイムパスワードの期限設定やログオンアカウント名のプルダウンでの選択入力に対応し、利用者自身の顔画像撮影による登録、管理者権限設定の柔軟化など、運用・管理面の使い勝手も向上している。

NeoFace Monitor V6の覗き込み検知機能イメージ図

クラウド版「NeoFace Monitor クラウド版 R1.2」では、外出先やサテライトオフィスなどにおいて、スマートフォンやタブレットから顔認証によるサインインで、クラウドサービスへアクセスできる機能を追加した。これにより、オフィスワークとテレワークを組み合わせたハイブリッドワークで、セキュリティのマルチデバイス運用を可能とし、さらなる情報セキュリティ対策とセキュアな環境下での利便性向上による業務効率化を支援する。また、様々なクラウドサービスに対応できるようSAML連携設定に対応し、利便性も向上させている。

NeoFace Monitor クラウド版R1.2の顔認証サインイン機能イメージ図

価格は、NeoFace Monitor V6が1台1万6800円~。NeoFace Monitor クラウド版 R1.2が1名につき月額300円~(初回購入時は、最低12カ月分かつ10名以上の利用権が必要)。

NECでは、今後3年間で500社15万ライセンス以上を目指している。

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