ナカヨのIPテレフォニーシステム「NYC Si」、エンハンス Step8で介護施設向け機能を追加

ナカヨは2021年11月25日、IPテレフォニーシステム「NYC Si」のエンハンス Step8を12月2日より出荷開始すると発表した。

今回のStep8では、すでに販売開始している「開閉センサー」「人感センサー」「温湿度センサー」と緊急呼出コールシステムの連動に関し、介護施設で「夜間だけ呼出してほしい」という要望が強いことから、呼出時間帯の設定を可能とした。また、同一センサーが短時間で異常検知した場合の呼出検知間隔設定を可能とし、様々な場面での利用促進を図る。

さらに、介護ソフト市場で多数の導入先を持つケアコネクトジャパン(本社:静岡県静岡市)の「CARE KARTE」との連携アドインソフトを発売する。

「CARE KARTE」との連携イメージ図

介護施設向け呼出管理アプリケーション「NYCマルチビュワー」とCARE KARTEとの連携により、ナカヨの緊急呼出コールシステムが持つ呼出情報(発信者・時刻・種別)をCARE KARTEと共有し 、施設スタッフの利便性の向上を図る。

ボイスメ-ルについても、再生時のタイムスタンプの送出タイミングをメッセージ再生の前か後かで再生する設定の追加など、きめ細かい機能改善を行う。

ナカヨは今後も介護施設の働き方改革を推進するシステムとして、NYC Siをさらに進化させていきたいとしている。

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